生き地獄(後編)

2006-06-19 (月)
- 或る日常の風景

お断り:この記事にはかなり不快な内容が含まれております。お食事をしながら読むのはご遠慮下さい。

体調は悪化の一途をたどるばかりです。いったいこの乞食はどこで降りるんだ。ええ!?自分に力があるなら呪詛してやりたい。

唇を噛み締め、絶え間なく襲ってくる痛みに耐えながらひたすらそればかりを願っていました。ところが次に着いた駅で・・・

隣りに座っていたOLが臭さに耐えきれず敵前逃亡。

本当はそこが女性の降りる駅だったのかもしれませんが、そんなことは知る由もありません。ただ一つだけ確実に言えることは戦線が崩壊したということです。

来るな!来るな!!来るな!!!来るんじゃねぇ!!!!

必死に護摩を焚き呪詛を行ったのですが、願いも虚しく・・・ああ、このジャケット高かったんですがねぇ。ファブリーズ(※1)ってどこに売ってたっけ・・・。

(※1)ファブリーズ・・・消臭剤。

体調不良ということもありましたが、今思えば精神的にギリギリな状態でした。ひたすら今のこの状況を恨み、何か大声で叫びたくなる感情を必死に抑えつけていました。正直、もう限界でした。

「次の駅でこの乞食が降りなかったら自分が降りる」

腹の具合も臨界点に近づいていましたが、それ以上に自分の忍耐力が臨界点を超えてメルトダウンを起こしそうでした。今思い出すだけでもその辺の物に八つ当たりしたくなります。「電車を降りる」こう決心してからは次の駅までの待ち時間は遙かに長く感じられました。……あとは人身事故か何かで電車が止まらないことを祈るのみです。

こうして無限とも思える時間が経過した後、電車はようやく駅に到着。はたして乞食は降りるのか、それとも降りないのか・・・!?

一瞬の間の後

「うへへ………」

降リタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!

不気味な独り言と共に乞食は消え失せました。゚・*:.。..。.:*・゜ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ・゜゚・*:.。..。.:*

2度と乗ってくるんじゃねぇ。バーローヽ(`Д´)ノ

辛うじて命をつないだ安堵感とこれまでの強いられてきた緊張が解けた脱力感から、しばらく呆然としていました。しかし一難去ったとはいえ未だに腹の具合は絶不調。定期的に襲ってくるビッグウェーブが容赦なく気力を奪っていきます。ここからでも遅くはありません。冬眠して苦痛を忘れるのです。

ビッグウェーブが来ない間を見計らって、まずは・・・寝る・・・こ・・・。

ガシャーン!!

目の前に立っていたババァがポータブルプレイヤーを派手に落としやがった。何かのドラマで妊婦の方がショックで産気づくというシーンがありますが、まさにあれ。

ショックでやっと治まりかけていたビッグウェーブが突如、ゴゴゴゴゴゴゴ・・・とジョジョばりの効果音を響かせながら再びきた。これはヤバイ。しかも耐えられる状態じゃない。この電車が終電でないことを本当に感謝した。

駅に到着しドアが開いた瞬間、脱兎の如く走り出し・・・といえば聞こえはいいのですが実際にはケツの穴を締めながら歩く状態だったので、周囲の人間には明らかに変な人に思われたかも知れません。

オアシスの位置を確認すると、あともう少しと自分で自分を励ましながらトイレに駆け込みました。しかし駅には人が少ないのになぜかトイレには人がたくさんいるではないか。ガッデム!!しかし神は私を見捨てませんでした。ちょうど一人が個室から出てきて・・・私は以降30分間「トイレの住人」になった。

もうしばらくカレキチなんかに行くもんか。チキショー!!

お断り:弊社の中でもカレキチの評価は割れています。ちなみに腹を壊したのは未だに私だけです。美味しいと言う人もいますので、まずは足を運んで自分の舌で味わってみるのがよろしいかと。

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