今年も試験がやってきた

2007-07-08 (日)
- 或る日常の風景/学級日誌

某テレビ局の24時間テレビ同様、もはや夏の恒例行事となりつつあるこの日がついにやってきました。
-東京都公立学校教員採用試験-

もはやこのエントリも毎年恒例……。

いよいよ団塊の世代の退職が現実味を帯びてきて、教育委員会のお歴々も危機感を感じてきたのか、 今年から一次試験の特例に社会人経験者が追加されるようになりました。

これまでは小学校枠に社会人特別選考、教師ナントカ塾選考(※1)などあったのですが、 中学・高校枠にはありませんでした。

(※1)教師ナントカ塾選考……何をやっているのかは謎。

"社会人など幅広く人材を採用する"というタテマエに対して、ようやく本腰を上げたのかなと。 ちなみに社会人経験者の特例内容は試験内容が小論文のみ。普通に受験すると、一般教養・教職教養、専門教養、 小論文と涙が出るほど勉強しなければならない(←頭悪いから)ので、この特例は忙しい社会人にとって嬉しい限りです。

ちなみに他にも教員経験者とか前年度名簿搭載者とか、一次試験が免除になったり試験科目が減ったりする "特例"は10種類以上あるので、この特例のどれかに引っかからないと馬鹿を見るんじゃないかと思ってしまうほど。

それはさておき、いよいよ試験当日。
今年の会場は青山学院大学(渋谷区)。渋谷駅から青山通りを歩いてゆくと辿り着けます。 これぐらいの場所なら、さすがの方向音痴の私でも迷わず行けるでしょう。

……と思ったものの、余裕を見て入室時間の30分前に渋谷駅に着くようにする。連日の疲れからか強烈に眠かったので、 早めに会場について一眠りする予定でした。

渋谷駅から試験会場に向かう道を歩いても受験生らしい姿(※2)は全く見えません。

(※2)受験生らしい姿……日曜日にリクルートスーツを来た連中が大挙して行進するので、だいたいわかる。

(さすがに早く着きすぎたかな……)
(それでも入室30分前で誰もいないとは不思議だ……)

そんなことを考えながら閑静な住宅街を歩いていきました。

青山学院大学はこんな静かな環境の中にあるのかと、さしたる疑問もないまま歩いていくと突如一角に 鬱蒼と生い茂る森が見えてきました。きっとこの森がキャンパスに違いないと、意気揚々と森を目指します。

そしてようやくその森の場所に着くと、そこはどこかの寺だった。

「………………………………。」

遭難場所 map.筆者遭難之地……orz

時計を見ると9時45分。この辺りでようやく焦りだしてきた。いったい大学はどこにあるのだ……。 こんなに遠かったっけ?とりあえず地図でも見ようと近くのコンビニに入った……のですが、地図が置いてない。 しょうがないのでお茶を購入し、レジにいるおばちゃんに聞いてみる。

「青山学院大学に行きたいのですが、どう行けばいいですか?」 「えっ……、ここからだと結構遠いんですけど……」

おばちゃんは一瞬固まったようだったが、地図を引っぱり出してくれた。

「……ここからだと歩いて30分ぐらいかかりますよ」

(自宅で地図見たときは近いように思ったけど、そんなに遠いところにあるのかよ)

「えーっと……まず一度、駅に戻っていただいて、反対方向の青山通りを……(以下略)」

この瞬間に全てを悟ったのでした。ああ……思いっきり逆方向に歩いたなと。しかし、もはや一刻の猶予もありません。 残り時間15分。レジのおばちゃんはきっと"確実な時間"ってことで徒歩30分と言っているはず(※3)。 ということはダッシュで行けば10分ぐらいで着けるんじゃないか?

(※3)言っているはず……もちろん希望的観測

こちらが焦っている様子を見せたくない(←見栄っ張り)ので、さも余裕があるかのように店をゆっくりと出て、 渋谷駅方面に向かって全力疾走……っと、店を出たそのとき。 幸運にも人が誰もいない朝の住宅街になぜか1台のタクシーが来たではありませんか。

捨てる神あれば拾う神あり。

反射的に手を挙げていたことは、言うまでもありません。昔から"タクシー=高級車"というイメージがあり、 タクシーを利用する人間はよほどの金持ちというよくわからない貧乏根性思考があったので、 普段はタクシーを使うことに非常な抵抗があったのですが、この時ばかりは不思議にタクシーを呼び止めていました。

タクシーに乗り込み、なるべく落ち着いたフリをして行き先を告げたつもりでしたが、 やはり相当焦りまくっていたのが表情に出ていたのでしょう。
タクシーの運転手さんもすごく良い人で、そんな事情を知ってか知らずか裏道を駆使してかなり飛ばしてくれました。

名も知らぬ運転手さん、ありがとうございました。

ようやく入室5分前に会場に到着。なるほど、確かにスーツを着た人間がうじゃうじゃいるわ。 正門の近くで、合否結果を郵送で通知します、と叫んでいる何のサービスかよくわからない(※4)営業を華麗にスルーして正門へ。

(※4)何のサービスかよくわからない……合否の結果は教育委員会の公式サイトで見られるため

正門近くで教室の確認をします。

案内板を見ると、そこにはでかでかと「小学校」の文字が。なんということだ。
この期に及んで大学を間違えたのか。ガッテーム!今年の受験は会場を間違えて終了しました。

……という壮大なネタで幕を閉じるのかと、なかば絶望的な思考に支配されそうになりましたが、なんのことはない。

よく見ると端の方に「中高共通社会人特例受験者は9号館前の案内を見ろ」と書いてある。わかりにくいんじゃ、ボケ。

会場は940号室。社会人特例の受験者はそんなに多くないだろうと高をくくって、 教室のドアを開けると500人以上は楽に入るかと思われる大教室に受験者がぎっしり詰まっていて盛大に吹イタ。 ライバルがこんなにいる(※5)のかと愕然とする思いでした。

(※5)ライバルがこんなにいる……しかも他大学の会場には一般受験者がさらに大勢いるという

結局、早めに試験会場について一眠りするという当初の予定は大きく狂い、さほど落ち着く余裕もありません。 周囲を見渡すと、自分で書いたと思われる小論文を見直す人、論文に関するテキストを読む者など、 みんなそれぞれ真剣な様子。

昨年までの一般受験では、友人とくっちゃべっているヤツが結構いたのに……。真剣度の違いに驚かされました。 しかし真剣度では自分も負けてはいません。
我が受験バイブル「約10年前の進研ゼミ」を鞄から引っぱり出して最終チェック・・・と言っても、 内容なんてサッパリ入ってきませんが。

いよいよ論文問題冊子が配布されます。 問題なんてどうせ2行ぐらいしか書かれていないので、冊子は薄っぺらいものです。
試験が開始されるまでは冊子をあけて問題を見ることはできませんが、 冊子の表紙を穴があくほど見ていると不思議なことに問題文が浮かび上がって(※6)きます。

(※6)問題文が浮かび上がって……これが秘技「透視術」!もとい、紙が薄いだけ。

本年度の問題「あなたの社会人としての経験を具体的に述べ、その経験を今日の学校教育の課題解決にどのように生かそうと考えているか、書きなさい」(1,200字~1,500字)

やはりうすうすは感じていましたが、一般試験とは論文の問題が異なりました。 今年は準備として進研ゼミで「小論文の書き方」(←いまさら)を学んでいたので、 そのセオリーが間違っていなければ大ハズレな構成にはなっていないはず。

起承転結で書くのではなく、序論→本論→結論の3部構成で書くこと。
序論で述べたいことについて書き、本論で論拠付け(複数)。
結論で序論の内容に呼応する形でまとめを書く
……というのがセオリー。

……と、来年もまた使えるように書いておきますね。

この問題でいえば、く
(序論)これまでの社会人としての経験について述べたいと思う
(本論)経験したエピソード→この教育問題の解決に活用できる
(結論)これまでの経験は教員として大きな力を発揮できる
という感じで書きましたとさ……まる。

……………………。

試験終了。
本年度の戦いは90分で終わりました。小論文なので実際の合否の手応えは解りませんが、 自分としては満足な出来だったと考えています。

大多数の小学校受験組は午後試験もあるようですが、いったん昼休み(社会人特例組は解散)。 キャンパス内を歩くと受験生が大勢休憩していました。

……しかし、小学校の先生を目指す女の子は可愛い子が多いですなぁ。 そう言えば小学生のときの先生は美人が結構いたような。同じ先生になるならやはり小学校だ。
でも、残念ながら免許もってなす……(´・ω・`)

それに引き替え中高の先生を目指すのはオバ(以下略)か、ものの(以下略)ばかりなんだろうか。
なにこの格差社会

その美人揃いの受験生たちが、みんなちょっとした路肩のブロックに座っているものですから、 結構な確率で白いものがチラチラと……。

地上の楽園はこちらですか?(´Д`;)

さ、来年もパ○ツ鑑賞に来るか
かなりの難関ですが、一次試験が通っていることを祈って会場を後にしました。

一次試験受かっていますように。

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